流行りの「親子コーデ」の印象は? 子育て世代では難色を示す意外な結果に…
家族全員がみんな同じ服装で歩いていると、違和感を感じることも…
バブル期に一斉を風靡した、カップルの「ペアルック」。現代では、「お揃いコーデ」や「リンクコーデ」と呼ばれ、夫婦・親子・友達・ペットといった幅広い層で、お揃いファッションが楽しまれている。
一方で、人目を気にしがちな日本人の中には、「お揃いの服装なんて恥ずかしい」と考える人も少なくないだろう。
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■3割が親子コーデに違和感…
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,664名を対象に調査を実施した。 その結果、全体の32.3%が「親子コーデに違和感がある」と回答した。
男性32.2%、女性33.4%とやや女性に多い傾向のようだ。
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■60代女性は親子コーデに違和感がある?
この調査結果を男女・年代別に見ると、もっとも割合が高いのは、60代女性で42.1%と突出。40代女性36.1%、50代女性が32.5%と続いた。
一方、もっとも低いのは、30代女性で26.8%。意外にも60代男性が28.1%と続く。逆説的に考えると、ほとんどの世代が「親子コーデ」に違和感を感じていないことになる。また、若い世代では男性が、40代以降では女性の割合が高いことも特徴的だ。
2000年中盤以降、ファストファッションブームが広がり、手頃な価格でおしゃれを楽しめる時代となった。「メンズ・レディース・キッズ」と3つのラインが用意されているため、家族で利用する人も多いだろう。
一昔前に比べて手間もコストもかからず、親子コーデを行いやすい環境となっているため、憧れる人も多いのかもしれない。
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■子育て世代は難色か
さらに、この調査結果で、「親子コーデに違和感がある」と回答した割合を、子供の有無別で分析すると興味深いことが判明した。
男女別では、男女共に3割台にとどまっていた20代だが、親目線になると、52.7%と半数を上回るようだ。
一方、子供がいない人は、すべての年代で3割台を下回り、20代では25.8%と親世代の半数にとどまっている。実際、親の立場に立つと親子コーデに違和感を覚えるようになるという結果となった。
実際に子供を持つ人に、親子コーデに対するイメージを尋ねたところ…
「周りの親子がやっているのを微笑ましく眺めていますが、自分はできません。たまたま、子供とボーダー服が被ったことがあるんですが、ママ友に『親子コーデですね』と言われました。ヨレヨレの服だったのですごく恥ずかしかったです」(20代女性)
一度でも他人から指摘されたら人目が気になってしまうもの。しかし、調査結果にもある通り、ほとんどの人が親子コーデに肯定的な意見を持っている。
親子コーデをやってみたいが人目が気になる人は、靴や帽子といったさりげないファッションから、お揃いを取り入れてみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)