「人工透析患者は殺せ!」 暴言連発で大炎上の長谷川豊アナを維新が参院選比例区で擁立へ
元フジテレビアナウンサーで、ブログ等でたびたび炎上を繰り返している長谷川豊氏を日本維新の会が参院選候補として擁立する方針だ。
いやはや、またも、この男が出てくるとは。日本維新の会は22日、馬場伸幸幹事長が定例会見を開き、参院選の第二次公認者を発表した。
その中にあったのが、ブログで数々の暴言を連発して大炎上してきた元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏の名前だった。長谷川アナは2017年の総選挙で千葉1区から出馬したが、わずか1万5014票(7.38%)しかとれず供託金を没収。
政治にはこりごりしたはずであろうに、また、再起するとは面の皮が厚いとしかいいようがあるまい。
■「人工透析患者は殺せ」発言
数々の暴言をブログで炎上させてきた長谷川アナだが、社会的問題になったのは、2016年9月に投稿した「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ! 今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」という記事だ。
それまで以上の騒ぎになったために、長谷川氏は謝罪したものの、月曜日から金曜日まで21時に放映される東京MXテレビ「バラ色ダンディ」の司会を務めていたのに降板に追い込まれた。
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■長谷川氏発言の内容
では、長谷川氏はなんと書いたのか。問題となったブログでは、「先日、ある『人工透析』を担当しているお医者さんと話をする機会がありました」として、その医師によると人工透析患者に対峙している多くの医師は「はっきり言って大半の患者は自業自得」と考えていると紹介。
さらに、「遺伝的な疾患も確かにあります。しかし、私の見立てでは…8〜9割ほどの患者さんの場合『自業自得』の食生活と生活習慣が原因と言わざるを得ません」と語った医師がいたと述べた。
また、長谷川アナはこうした「自業自得」の患者が人工透析に至ると「身体障害者1級」となり、障害者手当がもらえるほか、映画館・公共交通機関・高速道路が半額、タクシーの初乗運賃の無料チケットがもらえるなど様々な優遇措置が受けられると指弾した。