SNSに投稿されたマタニティフォトをどう思う? 男女・未既婚では温度差も判明
子供を授かることは幸せなことであり、喜びを形に残したいと思う人も多いだろう。
妊娠している女性の姿を写真に収める「マタニティフォト」。日本では、梨花・スザンヌ・辻希美など多くの芸能人がその写真を公表し話題となったが、今や一般人の間でも浸透してきている。
SNSに投稿されたマタニティフォトを見て、「神秘的で美しい」という声が挙がる一方で、苦手だと感じている人も少なくないだろう。
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■約3割が苦手に
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の36.2%が「SNSで他人の『マタニティフォト』を見ると正直引く」と回答した。
なお、男性29.5%に対して、女性が43.0%と、女性から厳しい目を向けられているようだ。
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■30代女性からの厳しい視線
この調査結果を男女・年代別に見ていくと、すべての世代で女性の割合が大きく上回っていることが判明。
もっとも高いのは30代で48.2%。60代女性45.1%、40代女性が43.4%と続いた。同じ女性として、他人が妊娠している姿を目にして複雑な思いを抱えてしまうということだろうか。
一方男性陣では、すべての世代が3割台に留まっており、マタニティフォトに対してそこまで関心がない様子が伺える。また、男女共に20代の割合がもっとも低く、SNSネイティブ世代はマタニティフォトに対して寛容な人が多いようだ。
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■女性は結婚・出産を機に心境が変化?
結婚や出産を機に大きくライフスタイルが変わり、心境に変化が現れるもの。そこで、まずはこの調査結果を男女・未既婚別に振り分けると…
未婚男性では35.3%だったのに対して、結婚すると40.3%と割合が増加。一方、女性では未婚の場合は約5割の人がマタニティフォトに否定的だったが、結婚すると41.3%と大きく割合が下がっている。
さらに、子供の有無別に分析していくと興味深い特徴が現れた。
子供のいない女性は、子供のいる女性と大きく差の開く結果に。
実際、自身が幸せな家庭を築き、妊娠を経験することでマタニティフォトへの印象に変化が現れ、SNSへ投稿する人の気持ちがわかるようになるのだろう。
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■「当事者が楽しむ程度に留めたほうが…」
実際にマタニティフォトを撮影したことがあるという人に話を伺ったところ…
「正直、私もマタニティフォトが苦手です。しかし、妊娠した時、命の尊さに気づいて記録に残したいと思い撮影しました。
SNSは不特定多数の人がいて、中には見たくないと感じる人もいると思います。自己満足…あくまでも当事者たちが楽しむ程度に留めるのがいいのかもしれませんね」(30代女性)
調査結果にもある通り、過半数以上の人がマタニティフォトに好感を持っており、「見ていて幸せな気持ちになれるので好きです」という声も寄せられていた。
一方で、「見ると生々しく感じてしまい生理的にきついと感じてしまいます」という声もちらほら。
新しい命を授かることは喜ばしいことであり、思い出として写真に残すこともあるだろう。しかし、SNSは様々な人が閲覧でき、中にはマタニティフォトを苦手としている人もいる。嬉しい気持ちはわかるが、投稿する際は、客観的視点を持つことも大切と言えるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,664名 (有効回答数)