女性の3割がプチプラコスメ愛用? ライフスタイルとともに化粧品も変化する傾向か

化粧に求めるのは品質なのかコスパなのか。

2019/02/12 11:30


プチプラ
(Deagreez/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

メイクは毎日するため、将来のことを考えると肌に優しい品質の良いものを使いたいところ。しかし、消耗品であるため、長期的に使うとなると金銭的に厳しいのが現実。

そのため、雑貨屋やドラックストアで比較的低価格で入手できる、プチプラ(プチ・プライスレス)コスメを愛用している人も少なくないだろう。


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■3割の人がプチプラ愛用

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の女性830名を対象に調査を実施。その結果、全体の30.0%が「プチプラコスメを愛用している」と回答した。

プチプラ

一昔前の「お肌に悪そう」というイメージがあったプチプラコスメだが、その品質は年々進化を遂げており、保湿効果やカバー効果があるものが続々と登場している。

デパコスとプチプラを比較する、美容系ユーチューバーの存在も追い風となって、利用している人もいるのかもしれない。


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■30代にプチプラ愛用者続出か

さらに、この調査結果を年代別に見てみると…

プチプラ

もっとも割合が高いのは、30代で47.6%。20代が4割代で続き若い世代の半数近くが利用していることが判明。

一方、もっとも低いのは60代で11.0%。50代も1割台で続き、30代をピークに徐々にプチプラコスメを利用する人が減少している様子が伺える。

30代前後から徐々に肌の変化や衰えを感じるようになり、40代以降老化のスピードが加速するようだ。お肌の美しさを維持するため、アンチエイジング作用のある高価格の商品を使用するようになるのかもしれない。


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■化粧品はライフスタイルで変化する?

一般的に結婚を経験すると、ライフスタイルが変わり、お金の使い方を見直すようになる。そこで、プチプラコスメ愛用者を未既婚別にみると興味深い傾向が見えてきた。

プチプラ

もっとも割合が高いのは、20代既婚者で51.1%。30代既婚者が同じく5割台で続いた。一方、もっとも割合が低いのは60代未婚者で3.2%とほんの一握りだ。

また、20〜30代は既婚女性が、40〜50代は未婚女性がプチプラコスメを愛用していることも特徴的である。 若い世代は、年収も少なく小さい子供に付きっきりになることも多く化粧は簡単に済ませることもだろう。

しかし、子供が大きくなり徐々に自分の時間が取れるようになった頃には、お肌のハリや化粧ノリが気になりだし、アンチエイジングのため、デパコスといったワンランク上の化粧品に手を伸ばすようになるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の女性830名 (有効回答数)
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