自分はストイックだと思う? 中高年・高収入ほど自分に厳しい傾向が判明
仕事やスポーツや健康意識など、自身がストイックだと感じている人とは。
「あの人、ストイックだよね」「そんなストイックな生活してるの?」など、日常会話の中で耳にすることがあるだろう。人から言われることはあるものの、自身もそう感じている、まさに自分に厳しい人はどれくらいいるのだろうか。
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■2割の人が自称ストイック?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,589名を対象に「自分の性格」についての調査を実施。その結果、全体の20.6%が「自分はストイックな性格だと思う」と回答した。
なお、男性21.4%に対して、女性19.8%と男性にストイックだと感じている人が多いようだ。ちなみに、ストイックという言葉の語源は、ギリシアの哲学者・ゼノンが創始者とされる哲学の一派・ストア派。「禁欲主義」と訳されることもある。
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■中年層はストイックな人が多い?
また、この調査結果を男女・年代別に見ていくと…
ほとんどの世代で男性の割合が上回っており、もっとも高いのは50代男性で26.9%。その後40代が続き男性24.4%、女性23.5%とミドル層に多い傾向が見えてきた。また、男女共に20・60代の割合は1割に留まり、山型のグラフ配置になっていることも特徴的だ。
社会人になると、年齢と共に課せられる期待や役割が変化するだろう。責任あるポジションに就く度、自分への厳しさが増し目標達成のため黙々と業務をこなすようになるのだろうか。
60代になると役職定年や定年退職を迎えるため、第二の人生に向けてのびのびと過ごしているのかもしれない。
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■ストイックな人は年収も上がる?
では、自称ストイックな人を年収別に見ると興味深い傾向が見えてきた。
年収500万円までの層は1割に留まっているが、500万円を越えると急激に割合が増え、もっとも高いのは、年収700〜800万円層で36.3%。仕事の成果が報酬へとつながるため、ストイックな人は年収も上がっていくのだろう。
一方で、1000万円を越えると自称ストイックの割合が減少している。ある一定の収入を得ると、「力の入れどころ、抜きどころ」が見極められる様になるということだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)