会社員と公務員、組織の雰囲気に「昭和」を感じているのはどちらなのか
企業のイメージが色濃く映し出される社風だが時にはマイナスなイメージも…
就職活動や転職活動で、会社を決める際のポイントの一つにもなる社風。経営者の個性や考えがもっとも現れるといっても過言ではないだろう。中には今の時代には合っていない古臭いものも存在するのではないだろうか。
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■4割近くが社風が古いと感じる
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女650名を対象に調査を実施。その結果、全体の38.2%が「自分の勤める組織は昭和な社風だと思う」と回答した。
なお、男性では39.8%、女性では35.1%と男性が女性を上回る結果に。
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■50代男性は社風に疑問?
さらに、この調査結果を男女年代別で見てみると…
昭和生まれの30代~50代の割合が高いという興味深い結果に。もっとも割合が高いのは50代男性で53.0%。管理職に就いている人も多いであろう年代だが、意外にも自分の組織を「昭和な社風」と思っていることが判明した。
一方、女性でもっとも割合が高い年代は30代で45.6%。子育て世代が多いなか、産休育休制度が整備されていないことが背景にあるのだろうか。
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■公務員はまだまだお堅い様子
さらに、「自分の勤める組織は昭和な社風だと思う」と回答した割合を、会社員・公務員別に見てみると…
会社員を上回り、公務員の割合が42.2%という結果となった。学校の先生や役所の職員など、少々お堅い職業柄、まだ昭和の香りが残る社風が多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20〜60代の会社員・公務員の男女650名(有効回答数)