「また聞き返されちゃった…」 自分のしゃべり方を損だと感じている人とは?
「しゃべり方」が人に与える影響は大きい。では、自身のしゃべり方によって損な経験をしてしまったことがある人は、どのくらいいるのだろうか。
「しゃべり方」はその人の印象をとくに大きく左右することも。
例えば、お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんは、強面な見た目とギャップのある甲高い声や、お茶目なしゃべり口調がインパクトを与え、人気を博している。
しかし、誰しもがクロちゃんのように「しゃべり方のクセ」をポジティブに変換できているわけではない。自身のしゃべり方が原因で損をしてしまっている人はどのくらいいるのだろう。
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■約3割がコンプレックスを感じている
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,732名に調査したところ、全体の34.4%の人が「しゃべり方で損をしていると感じたことがある」と回答した。
約3割がしゃべり方にコンプレックスがあるようだ。また男女別に見ると、男性が32.4%、女性が35.2%と女性の方が少し高い割合となった。
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■どの年代でも損を感じている
さらに男女年代別で見てみると…
30代女性が41.7%と、一番高い割合となった。男女ともに大差は見られないが、全年代で3割を超える結果となっている。どの年代でも、自分のしゃべり方を損に感じる人はいるようだ。
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■イライラされることも
しらべぇ取材班は、実際に「しゃべり方で損をしたことがある」という人々から話を聞くことができた。
「自信がない感じでしゃべってしまい、イライラされることがありました。もっとハキハキしゃべることができたらなぁと思っています」(20代女性)
「しゃべる勢いがよすぎて、よく高圧的に見られることがあります。全然そんな性格じゃないのに、いつもショックを受けます」(40代男性)
「早口でしゃべりすぎて、何度も『え?』と聞き返されることがあります。自分では無意識なので、中々直らないんです」(20代男性)
「ハキハキとしゃべりすぎて、元ヤンを疑われたことがありました」(30代女性)
見た目と同じくらい、しゃべり方が他人に与える印象は大きい様子。長年の「クセ」の改善は容易なことではないが、しゃべり方を意識することで相手に与える印象を変えることもできそうだ。また、それぞれの特徴や個性を認め合える寛容な社会であってほしい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)