バラエティ番組の過激なドッキリ企画 好き嫌いを聞いたらシビアな結果に
バラエティ番組で行われる「ドッキリ企画」。ときには人を貶めるような過激なドッキリが行われることもあり、視聴者は実際のところどう感じているのだろうか。
バラエティ番組ではおなじみの「ドッキリ企画」。見事なリアクションを楽しむものから、昨今では、ターゲットとなった芸能人の人間性が試される心理的なドッキリなども登場している。
しかし、中にはターゲットを貶めるような過激なドッキリが敢行されるケースも。では、そんな過激なドッキリ企画について、視聴者はどのように感じているのだろうか。
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■6割が「好きではない」
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の61.0%が「人を貶めるドッキリは好きではない」と回答した。
全体の約6割の人が、行き過ぎたドッキリを快く思っていないようだ。男女別に見ると、男性が56.2%、女性が65.2%と女性のほうが強く拒否感を示している。
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■中高年女性だけでなく…
さらに男女年代別で見てみると…
60代女性が74.0%とトップに。しかしそれだけでなく、女性は20〜30代でも6割を超えている。対して、男性は10代になると半数を下回る結果となった。
若い男性は、攻めた内容に刺激を求めている人が多い傾向にあるようだ。クスっと笑えるドッキリは楽しめても、やりすぎてしまうと嫌悪感を覚える人が多いのかもしれない。
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■フリーランスはドッキリ嫌い?
また、この結果を職業別に見ていくと
自由業が72.9%とトップに。対して、会社経営者が48.1%と最下位となった。平均で見ても6割を超えており、どの職業でも「やりすぎ」には嫌悪感を感じる人が多いようだ。
人を貶めるようなドッキリ企画は、「ネタバラシ」をされた後も後味が悪くなってしまう可能性も否めない。かといって平凡な企画ばかりでは味気なく、ちょうどよい塩梅というのはなかなか難しい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)