ガストのキャンペーンが炎上→見事に収束 批判を受けたガストに直接聞いてみた
キャンペーンが炎上してしまったガスト。その深イイ訳とは…
ファミリーレストランチェーン・ガストのキャンペーンが炎上してしまった。実施する前に精査すれば、ここまでの騒動は起きなかったかもしれない。
なぜ、こんな騒動が起きてしまったのか? 騒動の反応、そして顛末を追った。ガストへの直接の取材で見えて来たものとは…。
■世間の反応は…
話題になったキャンペーンとは、は、「22日から24日間で全国のガスト1361店舗で飲食すれば、食事券1000万円を山分けプレゼント」というもの。
しかしこの条件を達成するには、単純計算でも1日当たり57店舗、1時間当たり2.4店舗を回り、各店舗で1000円以上を支払ってレシートを貰わないと不可能な内容だった。
このキャンペーンに対して、脳科学者の茂木健一郎氏は、「これ社内で検討している時に、瞬時に『それ絶対に無理ですよね』というと突っ込む人が出なかったという事自体が海のように深い謎で、どちらかというとそちらの方が気になります」とツイート。
他にもネット上では、「これ絶対に無理なのでは」という声が多数上がった。では、なぜこのようなキャンペーンが始まったのか? 直接話を聞いてみた。
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■ガスト広報の回答は…
ガストの広報担当は、しらべぇ編集部の取材に対して、まず「世間をお騒がせして申し訳ございません」というお詫びを述べた上で、企画の深イイ訳について話してくれた。
この企画はガスト側と広告代理店がしっかり話し合って企画したもの。「コアなファンが協力し合って達成してほしい。ファンの皆さんのチャレンジ精神を、ガストが受けて立ちましょう!」という企画意図があったそうだ。
ひとりで全店を回るというレギュレーションだったが、「全国の同姓同名の方と協力しあって達成しようとする方も出て来るかも?」という予測もあったと広報担当は明かす。
意図は分からなくもないが、「そんなの無理だよ」という意見が溢れることも予測すべきだっただろう。