卓球・みまひなペア、日本48年ぶり銀メダルも疑惑の判定には「ビデオ判定導入」望む声
『スッキリ』で卓球世界選手権 女子ダブルスで銀メダルに輝いた伊藤美誠・早田ひなの「みまひな」ペアだったが、疑惑の判定が物議を醸している…
ハンガリーで開催された卓球世界選手権・女子ダブルスで、世界ランキング1位の伊藤美誠・早田ひなの「みまひな」ペアが日本で48年ぶりとなる銀メダルに輝いた。
しかし中国ペアとの対決となった決勝戦ではみまひなペアも納得できなかった「疑惑の判定」がくだされる。29日放送『スッキリ』(日本テレビ系)では同騒動に言及、「卓球界の古い体制」について物議を醸している。
■疑惑の判定
2セット先取したみまひなペアだったが中国ペアは続いて2セット連取、5セット目は点を奪い合う接戦の展開に。そして9対9で迎えたみまひなペアのサーブの瞬間、事件は起きた。
早田選手のサーブが決まりガッツポーズをするみまひなペアだったが、中国系マレーシア人の審判がなぜか「サーブのやり直し」を要求してきたのだ。
審判はサーブ時の球がネットに触れたと指摘。しかし、会場で流されたスロー再生では、球はネットに明らかに触れていない。これに納得できないみまひなペアは審判に抗議するが判定は覆らず試合は中断。
会場からは、みまひなペアに対してかそれとも審判に対してかはわからないが、大きなブーイングが巻き起こる。
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■流れは中国ペアに
タイムアウトを取り仕切り直そうとしたみまひなペアだったが、その後は中国ペアに流れが傾く。その流れを取り戻せないまま、中国ペアはさらに2セット連取。みまひなペアは惜しくも銀メダルという結果になった。
試合終了後の会見では、早田選手は「これが中国人選手になかなか勝てない、なにかがあるのかなと思った」と疑惑の判定を暗に指しながら悔しさをのぞかせている。