「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」炎上に専門家が指摘 その解説に納得の声

モデルの山田優が自身のブログで「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」と表記。ネットで批判の声が出ている…という報道内容に、日本語の専門家が言及。

2019/05/07 15:00


天皇皇后両陛下

「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」と綴ったブログが、一部のネット上で物議を醸しているとされるモデルの山田優(32)。

この言葉の使い方について、日本語の専門家が言及。注目を集めている。



■「お疲れ様ですに物議」と報道

発端となったのは「デイリーニュースオンライン」の記事。

山田が綴った「お疲れ様でした」という言葉に対して、「天皇皇后両陛下(※)に対して『お疲れ様という言葉のチョイスはおかしい』という声が相次いでいる」という趣旨の内容を、この記事では伝えている。


関連記事:平成の御代を振り返る 国民民主党・玉木代表に聞く「陛下は忠恕の精神で象徴天皇に徹した」

■専門家「べつに間違っとらん」

しかし、国語辞典編纂者で『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明氏は、この用法を「べつに間違っとらん」と言及。

「目上への『お疲れさまでした』が不可とされるなら、それは新しい謎ルールの誕生だとしか言えません」と綴り、「お疲れ様」の使用をめぐる、我々の意識の変遷について明かしていく。

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■「お疲れ様」と「ご苦労様」の変遷
天皇陛下天皇
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