「歌うのに抵抗があった…」 戦慄かなのが明かす衝撃的な歌詞とは
女子少年院にいたこともあり、小さい頃には虐待を受けていた戦慄かなのが所属するアイドルグループ「ZOC」が初のCDをリリースし、記念イベントを開いた。
女性アイドルグループ「ZOC」(ゾック)が1日、都内で行われた初のシングル『family name』のリリースイベントに登場。
メンバーは、藍染カレン、戦慄かなの、香椎かてぃ、兎凪さやか、西井万理那のほか、プロデューサーでもある大森靖子を含めた6人。イベントには大森以外の5人が出席した。
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■歌への抵抗を明かす
「わけわかんないことでママが怒ってる」と、インパクト大な歌詞から始まる同曲。小さい頃に虐待を受けていたという戦慄は歌詞を初めて見た際、「お母さんを責めることになると思い、歌うのに抵抗があった…」と正直な思いを吐露した。
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■今では「色んな人に対する応援ソング」
しかし、聴けば聴くほど、「色んな人に対する応援ソング」と価値観が一変したといい、今では「意味を込めて歌っている」と明るく話した。何度も聴いて初めて、応援メッセージが伝わるようだ。
ほかのメンバーも「歌詞見て泣いた」「歌詞にメッセージが込められているはず」「ネットで反応を見ると、死にたいじゃなくて『クソ生きてやる』と思ってくれてて嬉しい」と曲を愛でている様子。
香椎は「今引きこもっている人も、一歩でも外に踏み出してくれれば」と楽曲に期待を寄せていた。
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■Mステ出演への意欲
今後の目標について問われると、戦慄は「少年院の中からMステでアイドルを見て励まされたので出演したい」、西井も「テレ朝の番組が好きなので出たい、つまりMステ」とやはりMステへの出演意欲を見せた。言わずと知れた有名音楽番組で歌うことは、メンバー共通の目標というわけだろう。
2018年のデビューから半年経ってようやくCDをリリースした彼女達。今後の活躍に期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 撮影/KEN)