遠野なぎこ、川崎殺傷事件に「1人で死ねよ」と激怒 生放送で涙の訴え
「川崎無差別殺傷事件」登戸が地元だという遠野なぎこが、男に対して「1人で死ねよ!」と怒りを訴えた。
29日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に女優の遠野なぎこが出演。川崎市登戸新町で19人が男に刺され、2人が死亡した事件について、涙を浮かべて私見を述べた。
■「残酷さに言葉がない」と涙
この日、番組で意見を求められた遠野は、「私は地元なんです、登戸が…」と切り出し、「一般的に見てもショックを受けますけど、より一層胸にくるものがあって」と涙を浮かべる。
「目の前で命を突然奪われて、もうその残酷さに言葉がないです。みんなが一生消えない傷を負ったんですよ。二度とその子たちの以前の生活は戻ってこないわけで…」「みんながトラウマになる事件」と男に対する怒りをあらわにした。
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■「1人で死ねよ」と怒り
一部報道では、「1人で死ぬべき」という意見の危険性を問う報道もあるが、これについても「言っちゃいけないってネットでも賛否ありますけど、1人で死ねよ! なんで巻き込むの!? おかしいでしょ?」とヒートアップ。
「生きて罪を償わないと、この遺族とか周りの人たち、関係者、学校の人たちも何の罪もないんですよ。どこに怒りをぶつけてこれから生きていけばいいの? もう生きていく気力なんかないと思いますよ。もうひどすぎる、本当にひどすぎる」と訴えた。
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■28日更新のブログでは…
遠野は、28日に更新された自身のブログで「加害者。簡単に、死んでんじゃないよ。簡単に、死んでんじゃないよ。生きて罪を償わなければ、被害者や家族はどこにこの深過ぎる痛みと怒りをぶつければいいんだよ。無責任なんて事で、済む話じゃない。もし死にたいなら、絶対に周りを巻き込むな。本当にふざけんな」とつづっていた。
29日のブログでも「情報が増えていく度に、胸が抉られるのです。報道で知るだけで、これだけ精神的ショックを受けるのです」「『罪を憎んで人を憎まず』という言葉。私は、大嫌いです」と悲痛な思いを訴えている。
賛否あるにもかかわらず、あえて「1人で死ねよ」と訴えた遠野だが、それだけこの事件に対して並々ならぬ怒りや悲しみがあるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)