風鈴の音を聞いて涼しく感じるのは日本人だけ? 実験結果に驚愕の声相次ぐ

『チコちゃんに叱られる』で風鈴の音を聞くと涼しくなる理由を解説。まさかの結果に驚きの声が集まる

2019/07/20 09:40


チコちゃん

19日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)では、「風鈴のを聞くと涼しく感じるのはなぜ」というテーマの回答が話題となっている。日本のといえば風鈴と言えるくらいに多くの風鈴を見るが、実は効果があるのは日本人だけだった…?



■気のせいなのに涼しく?

チコちゃんの気になる回答は「気のせい…なのに涼しくなってしまった」という。実際には気のせいなのだが、なぜか本当に体温が下がっているという。どういうことなのだろうか。

風鈴の音を聞いて涼しくなるのは「脳が誤解しているから」としたうえで解説を始めた。

人間が温度を感じるのは、皮膚表面にある「温度神経細胞」が気温を感知して脳に伝えているから。風鈴の音を聞いたところで、温度感知には関係ないのだ。

風鈴がなっているときは基本的に風が吹いているので、涼しく感じるのは当たり前だという。しかし、風鈴を自分で鳴らした場合でも涼しく感じる人もいるだろう。

日本では古くから夏に風鈴の音を聞く機会が多く、音を聞くだけで風が吹いていると勘違いし、涼しいと感じる条件反射を身につけたという。風鈴の音を感じるのは日本人独特のものであると説明。それを実証するべく実験を行った。


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■効果は日本人のみ

気温30度の室内で10分間座ってもらった後、風鈴の音を聞いて皮膚体温を比較する実験を行った。外国人は、風鈴の音を聞くことで体温が上昇した。風鈴の音によってリラックスし、血行が良くなり皮膚温温が上がったようだ。

しかし、日本人は全くの逆で、皮膚温度が下がったという結果になった。日本人は風鈴の音を聞いて涼しく感じ血行が悪くなったことで皮膚温度が下がったのではないかと解説した。


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■日本人すげぇ!

風鈴の音を聞くだけで実際に涼しく感じるという驚愕の実験結果にツイッターでは「日本人すげぇ」といった声が相次いだ。


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■精神から身体的な影響も

実際には、風が吹いているから皮膚温度が下がり涼しく感じるという順を辿る。しかし、風鈴を聞くと風が吹いたと脳が勘違いし、涼しさ感じてから皮膚温度が下がる。順番的におかしいが、こういった精神的な部分から身体に影響を及ぼす現象は意外と多いのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

実験NHKチコちゃんに叱られる
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