「タピオカ漬け丼」を限定発売の富士そば 大人気でまさかの販売休止に
通常の発想では生まれない奇跡のコラボレーションが富士そばにて展開。しらべぇ編集部が現地へ赴くと…。
リーズナブルな価格で美味しいそばを提供してくれるのが立ち食いそば屋。忙しいビジネスマンの味方ともいえる存在だが、業界大手『富士そば』の展開した新メニューが大きな話題となっている。
■奇跡のコラボレーション
富士そばが新たに開拓したフィールドは、なんとタピオカ。『ミニいくら風タピオカ漬け丼』という、目を疑うようなネーミングのメニューが展開された。
「猫も杓子もタピオカ」といった勢いで隆盛を極めている大人気スイーツだが、さすがに丼ものとの融合はいささか攻めすぎではないだろうか。ネット上では新メニューに対し…。
「確かに見た目はいくらっぽいけど、これは混ぜちゃ駄目でしょ(笑)」
「さすがおれたちの富士そば。常人には理解できないメニューを提供してくれる」
「この発想力は正直見習いたい」
など、驚きの声が続出している。実際に味を確かめるべく、しらべぇ編集部は同メニューが唯一展開されている店舗『富士そば 三光町店』へと足を運んだ。
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■異様な存在感
果たしてタピオカと丼の相性はいかがなものか。逸る気持ちを抑えつつ、三光町店へと急ぐ。三光町店は新宿三丁目駅付近に居を構えた店舗で、すぐ近くに新宿店もあるため注意が必要だ。
外観を見た限りではタピオカ丼は全くプッシュされておらず、本当に販売されているのかすら不安になってくる。しかし券売機の左上というイチオシメニューの定位置を陣取っているタピオカ丼。一体どこまで期待を高めてくれるというのだろう。
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■大人気でまさかの…
しかし、タピオカ丼のボタンを見ると「売り切れ」のランプが赤く光っているのではないか。慌てて店員さんに話を聞くと、「大人気で材料が追いつかなくなってしまった」とのこと。混雑するであろうお昼どきを避け、少し遅めの15時ごろに来店したのがアダとなったようだ。
駄目もとで販売再開の予定を聞くと「18時半ごろに仕込みが終わり、販売を再開する」という神の啓示が。お預けを食った分、タピオカ丼への想いがより一層高まっていくのであった。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)