プレッシャーにストレス… 先輩・後輩の関係性が苦手な割合は
学校や会社での先輩・後輩という関係性。ときにプレッシャーやストレスの原因にもなりかねないが…。
中学校あたりから顕著になってくる先輩・後輩という関係性。運動系の部活なら、たとえ一つしか年の差がなくても、絶対的な発言権を持つ相手となる場合があるだろう。また社会に出たら、年齢に関係なく、先輩命令として嫌なことでも断れない状況に陥ることも…。
■約4割が苦手意識
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1653名を対象に調査したところ、「先輩・後輩の関係性が苦手」と答えた人は、全体の41.3%。
男女別では、男性は39.6%、女性は42.9%と、女性のほうが3.3ポイント高い傾向だが、ほぼ同率と言っていいだろう。上下関係が苦手かどうかは、性別は関係ないようだ。
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■先輩側は気にしない?
さらに男女年齢別で見ると、10代男性が一番の高ポイントで48.1%。次いで10代女性が47.6%という結果。だいたいの年代が4割を超えている。
しかし30代男性と50代男性、60代男女は3割台。60代はとくにほとんどの人が先輩という立場だろう。そうなると、あまりプレッシャーもないため、苦手と感じる人は少ないのかもしれない。
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■苦手な原因は?
原因は個々で違うだろうが、どんな場合に苦手と感じるのだろうか。
「お酒が得意じゃないのに、先輩にいわれて仕方なく飲まなきゃならなかったとき」
「運動部だったときに、すご威張っている先輩がいた」
「すぐヘコむ後輩に、先輩として注意しなきゃいけないのが面倒くさかった」
やはり後輩側のほうが、逆らえないという点でストレスが多いものなのかも。先輩・後輩という関係性は、だいたいの場で発生するものではあるが、お互いにプレッシャーをかけないコミュニケーションが大切なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)