水が透明な理由をチコちゃんが解説 「その回答はズルい」と話題に
『チコちゃんに叱られる』で水が透明な理由を解説。チコちゃんのまさかの回答が話題に
11日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「水はなぜ透明?」が話題となっている。水といえば透明というイメージだが、じつはそうではないようだ。
■「透明ではなく青い」
チコちゃんのテーマに対する回答は「透明ではなく、青い」という。普段飲む水などは透明のはずなのに、どういうことなのだろうか。
水が透明でないことを理解するには、色を認識するシステムについて簡単に理解する必要があるという。太陽などの光は白に見えるが、それは、多くの色が混ざっているものである。いわゆる光の三原色というものだ。
身の回りにある物は基本的に特定の色の光を吸収している。物体が浴びた光の中から吸収されなかった光が反射し、目に入ることで色を認識している。
例えば、赤いリンゴには緑と青の色を吸収する性質があるため、赤色の光のみが反射し赤く見えるということだ。
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■水は吸収する性質が弱い
光源から出た水は、光を吸収する力がほとんどないという。しかし、微弱ながらに赤い光を吸収するため、実は青くなっているようだ。
光を吸収する力は水が集まれば集まるほど強くなるため、海が青く見えると解説した。さらに、海が青く見えるのは「光が散乱する影響」という説もあることも紹介しテーマを締めた。