橋下徹氏が明かした治水行政に驚きの声 「あえて上流で氾濫させる」

『Mr.サンデー』で巨大台風への対策について、橋下徹氏、爆笑問題・太田光が持論を展開した…

2019/10/14 14:30


橋下徹

史上最大級との指摘もあった台風19号、記録的大雨と暴風の被害に多くの人が苦しんでいる。

13日放送『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では、同台風について言及。爆笑問題太田光橋下徹氏らが対策や現状について熱弁するなどし、驚きの事実も明かした。



◼太田「前提の街づくりが必要」

13日午後5時の時点で21の河川で24の堤防が決壊、70以上の河川で氾濫が起きるなど、悪夢のような爪痕を残した台風19号。最大の被害地とされる長野県千曲川近辺や福島県いわき市など、濁流に飲み込まれた街の様子も報じられている。

一連の被害に対し、太田は「都市部は地下に貯水を作っている。一方で地方はそういう手がくわえられない、それを解決することを考えないといけない。毎年(大型の台風が)来るって前提での街づくりが必要」と主張した。


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◼橋本氏が明かす治水行政

橋本氏は「千曲川のことはわからないが」と前置きした上で、「治水行政はかなりシビアにやっている」と口を開く。

「都市化されている下流地域に被害が出ないように、上流部であえて氾濫させる」と明かし、大阪を例に「淀川が氾濫しないように琵琶湖で止め氾濫させる、いざというときは奈良県側で氾濫させる」と解説した。

これに「逆に言うと『ここ氾濫させてもいい』って場所に住んでいる人にとってはとんでもない話」と宮根誠司が驚くと、橋本氏は「情報開示が必要。緊急放流っていうのがそう」と続ける。

災害スペシャリストの中央大学研究開発機構教授は「現在の社会では基本的に平等」と上流下流に差はないとしながらも、被害に差が出ている現状を受け「情報開示が必要」との意見には賛同を示した。

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◼橋本氏の発言に衝撃
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