太田光、「いじめは楽しい」との発言に賛否 「お笑いと一緒」と持論も
神戸市の教諭いじめ事件について、太田光が持論
20日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、太田光がいじめについて独自の見解を示し、物議を醸している。
■太田光が持論
番組では兵庫県神戸市の小学校で、複数の教諭が1人をターゲットに陰湿ないじめを行っていたことを取り上げる。それについて主犯格の女性教諭が「かわいがっていた」と弁明している様子を紹介した。
これについて藤田ニコルやテリー伊藤が不快感を見せるなか、太田光は「意外と本音なんじゃないか。遊びという認識を持っていたのでは」と指摘。出演者から「イジリということですか?」と聞かれると
「イジリというか、いじめとイジリも何も一緒なんだよね。お笑いといじめも同じなんですよ実は。だけど、それを面白いと思うかどうか。相手がされてるほうが楽しんでるかどうかによって違うだけで、本質的には変わんないですから」
と指摘する。
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■「いじめは楽しい」
さらに太田光は「楽しいんですよ、いじめって。それを自覚できるかどうか」と持論を展開。そのうえで、「逃げ回ってた人が、本当に苦しいのに楽しいふりをしていたということに気づけなかったっていうところが(ダメだと思う)」と話す。
西川史子は教師が「いじめが楽しい」という考えを学校に持ち込むのは不適切と話すが、太田は
「人間の本質的な部分だから。人が痛がったり、ズッコケたりするのは面白いって部分があるわけで、それをいじめじゃありませんって言う人は、自分の中にその意識がありませんって言ってる人だと思う」
と持論を展開。そして「指導者だからこそ、嫌だと思っていることに気が付かなければダメ」と指摘する。相方の田中裕二は「ダメだと。あれを肯定しているわけではない」と強調した。