「おむすびころりんクレーター」は“地名” 流行語大賞候補で話題に
新語・流行語大賞候補が発表され、「おむすびころりんクレーター」というおいしそうな言葉が注目を集めている
その年に話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」の候補が6日に発表された。「ラグビーW杯」関連の言葉などがあげられる中、インターネット上でひときわ注目を集めた大賞候補がある。
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■おいしそうな流行語が話題に
それは、「おむすびころりんクレーター」。この言葉の意味を知らなかった人は少なくなかったようで、発表直後から「初めて聞いた」「調べてみよう」といった反響が相次ぎ、一時「おむすびころりんクレーター」はトレンド入りを果たす事態に。
また、「いつ流行ったの?」と疑問を抱いた人も多いよう。「タピる」「闇営業」などのように、爆発的に流行した言葉ではないのだが、日本が遥か宇宙に残した「偉業達成の証」でもあるのだ。
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■はやぶさ2が作った人工クレーター
「おむすびころりんクレーター」とは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が送り出した小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球近傍小惑星「リュウグウ」の地表に作った人工クレーターの愛称。
クレーター付近にはおにぎりの形に似た岩(こちらも「おにぎり岩」と命名)があり、それが転がり落ちそうな窪みであるため、おとぎ話『おむすびころりん』にちなんで、JAXAが命名した。
毎日新聞社が運営するツイッターアカウント「はやぶさ毎日(@mai_hayabusa)」も反応し、愛称であると同時に「地名」であることをアピール。たちまち反響を呼んでいる。