変わらず足を運ぶ? 7割の人が映画館に行く回数は「変わらない」と判明
映画の世界にどっぷり浸れるのも、映画館の魅力の1つだろう。
今年6月、TOHOシネマズが映画料金を1,800円から1,900円に値上げし、他の映画館の軒並み値上げとなった。料金の値上がりに加えて、昨今では動画配信サービスも人気を集めており、映画館に足を運ばず家で映画鑑賞を楽しんでいる人も多いのではないだろうか。
では実際に、世間の人たちの映画館に行く回数に変化はあるのだろうか。
画像をもっと見る
■7割が変化なし
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,754名を対象に「ここ1年の映画館に行く回数」について調査を実施。
その結果、映画館に行く回数が増えた人は9.5%、減った人は21.0%、変わらない人が69.5%であった。7割の人が映画館に行く回数に変化はないようだ。
関連記事:流行の服だから? 10代女性の約半数が「人と服装がかぶってしまう」傾向も
■40代は男女ともに…
では、映画館に行く回数に変化がなかった人の割合を男女年代別に見ていこう。
もっとも割合が高かったのは男女ともに40代で、男性82.8%、女性79.6%であった。男女間で世代による傾向に大きな違いはなく、若年層の割合が低く40代をピークに年代があがるごとに割合が低くなっていく傾向がある。
また、男女とに10代の割合が低いが、男性は映画館に行く回数が増えたのに対して、女性は減った人が多いようだ。
動画配信サービスでは、劇場公開している最新作までは見ることができない。40代は今まで通り映画館に足を運び、話題の作品をいち早くチェックしているのかもしれない。
関連記事:地元のご当地キャラは好き? 10代男性は約3割が愛着を持っていると判明
■自営業は映画館に行く?
さらに、映画館に行く回数が変わらなかった人の割合を職業別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、自営業の人で82.3%とダントツ。自営業の人は他の職業に比べて映画館に足を運ぶ回数が減った人の割合が少ない傾向がある。また、もっとも割合が低かった学生(55.9%)と比べても、26ポイント以上差がひらく結果となった。
・合わせて読みたい→年齢は関係ない? 自由業の7割が「5つ以上歳が離れた友人がいる」と判明
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)