昔はことわざで天気を予測? ただの伝承ではない『観天望気』
テレビやネットで手軽に見られる天気予報。毎日見るという人はどのくらいいるのだろう。
毎日の服装や持ち物を考えるときに、重要な情報となる天気。現代では、テレビやインターネットで毎日の予報を見ることができる。なかにはリアルタイムで天気の変動を見られるものも。チェックしている人も多いのではないだろうか。
■昔は伝承で?
現代では天気予報は容易に確認できるが、作物を育てるなどで、むしろ予報が必要だったはずの昔は、実際に目で雲の流れや生き物の変化を観察し、予測をしていたようだ。そのひとつが『観天望気(かんてんぼうき)』といわれるもの。
ことわざのようなもので、例えば「ネコが顔を洗うと雨」や、「星が綺麗に見えたら翌日は晴れ」など。現代でも聞いたことがあるのではないだろうか。
これらは、実際に科学的根拠のあるものも多く、あながちただの伝承ではないものも多いようだ。今も昔も、変わらず天気予報はとても大切なものだったのだと伺える。
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■7割弱が「毎日見る」
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1733名を対象に調査したところ、「天気予報は毎日見る」と答えた人は、全体の65.3%。
男女別では、男性は60.2%、女性は69.8%と、女性のほうが9.6ポイント高い結果。女性は天気によって髪型や服装など考える人も多いだろう。そんな傾向が現れたのかも。
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■高年齢層ほど
さらに男女年齢別で見ると、60代女性が一番の高ポイントで82.3%。やはり全体的に女性が多く、年齢層が上がるにつれ割合が高い傾向だ。
高年齢層は、家庭をもっている人も多いだろう。そうなると、洗濯物など家事を気にしたりする人も多いのかも。
現代では、気軽に手軽にわかる天気予報だが、たまには昔の言い伝えをもとに天気を予測してみるのも面白いかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)