金本知憲、古巣へのエール? ベストオーダーに阪神の選手を選ばない
阪神タイガース前監督の金本知憲がベストオーダーに阪神の選手を選ばなかった。
日本プロ野球全体からベストオーダーが選べるとしたら誰を選ぶのか。特定の球団を応援している人であれば、そのチームから選ぶ傾向がでるなど少し贔屓目になってしまうだろう。
ましてや自身が実際に監督を務めたチームであれば、その傾向が強くなるはずだ。しかし18年まで阪神タイガースの監督を務めた金本知憲は違ったようだ。
■投手では選んだが
14日に公開された「プロスピA対決動画 金本知憲VS新井貴浩 前編」という動画。金本のかつての同僚である新井貴浩と野球ゲームで対決するのだが、開始前にベストオーダー発表のコーナーが盛り込まれた。
まずは投手から。金本は「過去の実績やらで」とのことで菅野智之らをチョイス。阪神からはベンチ枠で藤川球児を選択した。新井も中継ぎ2枠でジョンソンを選んでいる。
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■野手では2人とも
続いて野手でもベストオーダーを発表。金本は「とにかく実力、経験、すべていいものを順番に並べた」とリーグの壁を取っ払ってスター選手をずらりと並べた。新井も「純国産で若い選手を」と若手を中心に選んだ。
しかし先発野手8人に加えて指名打者、そして4人あるベンチ枠のどこにも阪神の選手がいないのだ。2人とも阪神に在籍し、金本にいたっては18年まで監督であったにも関わらず未選出。さすがに動画の司会者も「阪神勢についてはいかがですかね」とツッコミを入れた。