リアルとネット、友達が多いのはどっち? 若い男性は特にネット友達が…
ネットを通して多くの人と繋がれるようなり、友達を作る場も現実だけにとどまらないが…
インターネットが普及した昨今。現実ではもちろん、ネット上でも友達を作ることができるようになった。現実の友達にはなかなか面と向かって言えないことも、ネット上でなら相談できるということもあるようだ。
また、世界中の様々な年代、色々な境遇の人が利用しているインターネットでは、普通に生活していたら会うことができなかったような人とも、友達になれることも魅力のひとつだろう。
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■2割がネットに友達多い?
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に「現実とインターネットで仲が良い友達が多くいるのはどっちか」調査を実施。
その結果、現実に友達が多い人は79.0%、インターネットに友達が多い人は21.0%であった。現実に友達が多いのが8割と多いものの、ネットのほうが友達が多い人が2割いるのは驚きの結果だ。
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■若年層男性はネット友達が…
では、インターネットに友達が多くいる人とは、どのような人なのだろうか。男女年代別に見ていこう。
もっともネット上に友達が多いのは、30代男性で38.3%。20代男性が32.6%、10代男性が31.7%と、若年層男性の割合が高いのが特徴的だ。
また、女性でも20代の割合が25.3%と高く、10代~30代の割合が高い傾向がある。しかし、女性より男性の割合が10ポイント近く高く、若年層は男女間で差がでる結果となった。
インターネットで人と繋がることが一般的となってきた昨今だが、ネットが一般に普及しはじめたのは1990年代だ。高齢層は、不特定多数の人が利用でき相手の顔が見えないネットで友達を作ることに、まだ抵抗感があるのかもしれない。
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■無職の3割が?
さらに、ネット友達が多くいる人の割合を職業別に見ていこう。
もっとも割合が高かったのは、無職の人で29.1%。学生が24.7%で続く。対して、もっとも割合が低かったのは公務員で8.5%で無職と公務員とでは20ポイント以上差が開いているのが特徴的だ。
インターネット上では、現実ほど肩書や社会的地位は重要視されない傾向があるだろう。また、ネット上であっても、友達を作るにはやりとりを多くおこなわなくてはいけない。ネットに割ける時間が多い人のほうが、友達もできやすくなるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)