徳光和夫、『紅白歌合戦』に「原点失っている」と苦言 同調の声も
『徳光和夫のとくモリ! 歌謡サタデー』に出演した徳光和夫。新年一発目から苦言
4日のラジオ番組『徳光和夫のとくモリ! 歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が昨年12月31日に放送された『第70回NHK紅白歌合戦』について苦言を呈した。
■美空ひばりさんのAIに「ピンとこない」
徳光和夫は、『第70回NHK紅白歌合戦』について「一番がっかりしたのは、蘇った美空ひばりさんでしたね。全くピンとこなかったですね」と発言。そして「ひばりさんのお姿で、昔の映像などを取り入れてもっとうまくできるのでは」と苦言を呈す。
そして「個人的に良かったと思ったのは氷川きよしさんと、竹内まりやさんと、島津亜矢さんとMISIAさんの女装グループですね。うちの甥っ子も入っておりましたけども。それから嵐ぐらいでございまして」と話した。
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■「原点を失っている」
続けて徳光は「敢えて一言言わせてもらいますならば、原点を失ってるんじゃないかなってことなんですよね。歌合戦としての要素が年々希薄になってるんじゃないかなっていう」と番組の演出を疑問視。
そして「特別企画の名のもとに、歌合戦の祭典に関係しない形のアーティストの登場回数がちょっと多すぎるような気がいたしまして。結果そのトータルでの出場者数が増えて、一曲あたりに費やす時間が相対的にちょっと短すぎるんじゃないかな」と話す。
さらに「島津亜矢さんとか天童よしみさんとか、歌の名手に割り当てられている時間が、ちょっと2分間程度っていうのは、なんか歌合戦の番組としては物足りない」とバッサリ。
「もっとじっくり歌を聞かせる番組として回帰してほしい」「内容が盛り沢山すぎて焦点がボケている」「八方美人演出よりも歌にこだわった、歌合戦にこだわった演出をしてもらいたいと思った」と苦言を呈した。