カズレーザー、議員の「捜査中なので控える」に苦言 共感の声相次ぐ
『とくダネ!』で議員たちの常套句について苦言を呈した。ネットでは共感の古絵が相次いでいる。
21日、フジテレビ系の生放送番組『とくダネ!』にお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが出演。疑惑議員の常套句である「捜査中なのでコメントを控える」について苦言を呈した。
■「便利な言葉」と皮肉
公選法違反疑惑がある河井克行前法相が20日の通常国会で「捜査が行われてる最中で、捜査に支障を来してはならないと考えますので、コメントを控えさせていただきます」と回答。他にも疑惑議員たちが同じような回答をしたことについて番組では特集。
カズレーザーは「こう言っとけば大丈夫なんですね。いろいろ便利な言葉ですね」と本音をポロリ。その言葉を使うことが「正当なのか、許されていいのか」と疑問符を浮かべた。
さらに、「本人たちの意見よりも、そんな言葉で揺らぐほど地検というのはそんな無能ではないだろうというのがわれわれの意見というか感覚なんですよね」と主張。
「捜査するところはちゃんと捜査しているだろうし、まだ捜査していないんだったら何の影響もない」と説明責任から逃れようとする議員たちへの見解を示した。
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■共感の声相次ぐ
カズレーザーの「便利な言葉」「捜査に影響を及ぼさない」という意見に、視聴者は「その通りだよなぁ。コメントを控えるじゃないよ」「捜査中に不利なボロが出てはいけないからね。本当に便利な言葉だと思う」と共感する声が相次いでいる。
また、視聴者からは「『記憶にない』『記録は破棄した』って言葉もよく聞くよね。いや、忘れるなとは言えないけど破棄するなよと思う」といった議員がよく使う言葉を追加するコメントも散見された。
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■カズレーザーに賞賛が集まる理由は…
スペシャルキャスターとして『とくダネ!』に毎週火曜日出演しているカズレーザーは、養育費問題やいじめ問題に対し、的確なコメントをして賞賛を受けている。
カズレーザーのコメントは多くの視聴者が思っていることを代弁してくれるため、共感しやすい。それだけでなく、番組のテロップなどに自身のコメントで注釈を入れることも。
視聴者への配慮はもちろん、特集の対象となってしまった人への気遣いも忘れない。こういった機転が利いた行動ができることも共感や称賛につながっているのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)