中国で流行する新型コロナウイルスの予防策は? 厚労省は「基本的な習慣が有効」
中国で感染を拡大している新型コロナウイルス。今から知っておきたい有効な予防策について厚生労働省に聞いた。
新型コロナウイルスが原因とみられる肺炎が中国で拡大している。そんな中、24日からは「春節休み」がスタートする。中国から多くの訪日客がやってくると見込まれているため、日本での感染拡大を懸念する声も聞こえてくる。
万が一、日本で感染が広がった場合、どういった予防策が有効なのか。しらべぇ編集部は厚生労働省に話を聞いた。
■武漢では空港が閉鎖
湖北省武漢市を中心に拡大しており、感染者は500人を超え、死亡した人は17人に上っている。地元当局が感染の拡大を防ぐため、公共交通の遮断を始め、市外に向かうための駅や空港などを一時閉鎖するとの報道もある。
こうした中で迎える春節。人気の旅行先としても名前があがる日本でも空港で対策が行われるなど警戒が強化されている。
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■法令でも位置づけがない
各メディアでも取り上げられている新型コロナウイルスが原因の肺炎だが、日本ではまだ法令上の位置づけがない。仮に国内で感染が広がった場合、入院といった強制措置は取れないのが現状だ。
備えあれば憂いなし。万が一に備えて今から有効な予防策を知り、実践していきたいところ。そこでしらべぇ編集部は23日、厚生労働省の結核感染症課の担当者に電話を通じて取材を行った。