じつは「発酵」と「腐る」は同じ 発酵食品のナゾにチコちゃんが迫る

『チコちゃんに叱られる』で発酵食品のヒミツに迫った。実は発酵も腐るも菌が起こす同じ現象だった。

2020/02/22 08:40


チコちゃん

22日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「腐ると発酵は何が違う?」が話題となっている。

納豆ヨーグルトといった発酵食品は身体にいいとも言われるため、高い頻度で食べている人もいるのでないだろうか。よく食べるものの秘密をチコちゃんが教えてくれた。



■「おなかが痛くなるかならないか」

テーマに対するチコちゃんの回答は「おなかが痛くなるかならないか」だという。じつは「腐る」も「発酵」の違いはほとんどなく、どちらも菌から生じる現象のようだ。

人間にとって有用なものができるのは発酵、有害なものができるときは腐敗と呼び分けている。

例えば、ヨーグルトやキムチは「乳酸菌」、納豆は納豆菌、麹は「麹菌」といった具合で、人間が意図的に行っているものを発酵と分類している。

腐ったものを食べるとおなかが痛くなるのは、腸が毒素を追い出す動きが痛みとして脳に伝わる。おなかを下してしまうのは、腸が毒素を出すために水分を多く排出しようとする。それが下痢として体外に出ていく。


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■発酵食品は腐らない?

身近なところだと、納豆にも賞味期限がある。発酵させたものはまだ腐るのかと疑問に思う人もいるのではないだろうか。「基本的には腐らない」と番組では回答。

冷蔵庫に入れる等、保存状態を気にしておけば大丈夫のようだ。その理由は発酵させるために使った菌が外部からの菌の侵入を防ぐのだという。

しかし、保存状態が悪かったり、放置する期間が長いと菌のガード力が低下し、外部からの菌に負けて腐ってしまうため、注意は必要とのこと。

また、ヨーグルトでインフルエンザなどの予防ができると言われているが、これは本当のようだ。しかし、「どういった理由で効くのかは解明されていない」と紹介し、テーマを締めた。


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■驚きの声

人体への影響度によって分類されると紹介したチコちゃんに「発酵と腐るの違いってソコ!?」「え、お腹が痛くなるかできまるの?」「そんな簡単な答えだったのか」と驚きの声が多くみられた。

発酵したものはしっかり保存しておけば腐らないといった豆知識やインフルエンザや花粉症にヨーグルトが効くといった知識まで教えてくれたチコちゃん。これからも生活に役立つ情報がでてくると非常に嬉しい。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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