マツキヨのマスク求める列で乱闘か 「中国人が毎日30人くらい並ぶ」
なかなか手に入らないマスクを買い求める列への割り込みで、乱闘が勃発。
市場でのマスク不足が深刻化し、毎日のように全国のドラックストアーなどでは、マスクを求める客の大行列が続いている。そんな中、SNS上に「列で殴りあいが起きている」という投稿がされている。
しらべぇ取材班は、投稿者などから話を聞いた。
■たまたま通りかかって現場に遭遇
投稿者のニールさんによると、25日午前9時15分頃、横浜市中区伊勢佐木町のマツモトキヨシ伊勢佐木1丁目店で、事件は起きたという。
開店前からマスク買うために並んで喧嘩になった人たち、、、
コロナ予防のマスクのために人を殴るのはどうなのかと考えてしまいます🤔※店員さんかわいそうなので110番に通報はしましたよ笑 pic.twitter.com/nQwHfiwjdL
— ニール@相互フォロー (@tokage_to_kuma) February 25, 2020
ニールさんは、たまたま通りかかってこの場面を撮影。現場にいた人は、「毎日30人以上の中国人が、マスクのために開店待ちをしている。今日は割り込みがあったみたいだ」と話していたという。
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■入荷日がわかりづらいことも原因か
マツモトキヨシホールディングス広報は、取材に対して、「まず今回の事案は、大変残念」と述べた。その上で、「各店舗では、現在購入できる点数に制限を設けている」と話す。
「マスクが入荷する日がわかりづらい現状だが、入荷がない日は事前に並んでいる方にお知らせしている」と語る。最後に、「メーカーの協力を得て、多くの方に届くように努力したい」とのこと。
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■買い占めによる悪影響が…
経済産業省によると、1月最終週には、週1億枚超を供給できるようになったが、それでも週9億枚に急増した需要に追い付いていない現状だという。
そのため、SNS上には、「いまだにどこにも売っていない」や「花粉症がきつくて頭が痛い」といった切実な訴えが投稿されている。
高額転売を目的に大量購入する人もいるとみられ、ある小売店からは、「中国人ブローカーがいる」という声も聞かれた。担当者は、「増産しても買い占めがあるから、なかなか行き渡らない」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)