「テレワーク」の“テレ”とは… 本当の意味を知って驚いた人も
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレワークを導入する企業が相次いでいる。在宅勤務のメリットとデメリットもご紹介
日本国内での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、多くの企業が時差通勤やテレワークなどの対策を講じている。
そんな中、「テレワーク」の意味を勘違いしていたという人は少なくなかったようで、本来の意味を知って驚いたという声が少なからず上がっている。
■テレワークの「テレ」は…
「テレワーク」と聞いて、「電話(Telephone)」をイメージしていた人は少なくないのではないだろうか。ちなみに、テレワークの“テレ”は「tele(遠隔)」という意味。
日本テレワーク協会の公式ページにも、テレワークは「『tele=離れた所』と『work=働く』を合わせた造語」であると説明されている。
連日の報道を受けて、テレワークの言葉の意味を勘違いしていたことを知った人々からは「テレワークって言葉はすごく聞いてたけどテレって離れたところって意味だったの!? テレビ電話とかスカイプみたいなのとかのテレフォンのテレだと思ってた」といった声も見られた。
関連記事:玉袋筋太郎、政府のコロナ対策基本方針を疑問視 「そんな簡単にできるのかね」
■「在宅勤務」と「テレワーク」の違い
また、混同されがちな「在宅勤務」と「テレワーク」にも違いがある。「テレワーク」は時間や場所にとらわれない働き方を指し、自宅で仕事をする「在宅勤務」はテレワークの1つの形態である。
他にも、オフィスではなくカフェなどで作業することを「モバイルワーク」と言ったり、シェアオフィスやレンタルオフィスを活用する「サードプレイスオフィス勤務」など、ひと口にリモートワークと言っても、業種によって様々な種類が存在しているのだ。