ジーンズが青いのはヘビに噛まれないため? チコちゃんが意外なヒミツに迫る
『チコちゃんに叱られる』でジーンズが青い理由を解説。オシャレというわけでなく、実用性のある理由だった。
28日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なぜジーンズは青い?」が話題となっている。ジーパンを始めとしたジーンズはオシャレなアイテムとして人気を誇っているが、青い理由を考えたことがあるだろうか。
■ジーパンは労働者用だった
気になるチコちゃんの回答は、「ガラガラ蛇に噛まれないため」という。ジーンズが生まれた経緯と関係があるようだ。
ジーンズは元々、ファッションアイテムではなく、「労働者のための衣服」だった。ジーンズの誕生は、1850年代の アメリカ カリフォルニア州に、後のジーンズメーカーを創立するリーバイ・ストラウスという商人がいた。
金を掘る作業をする時、立ったりしゃがんだりといった行動を繰り返すため、今までのズボンだとすぐに破れてしまったという。
そんな労働者の意見に耳を傾けてリーバイが作ったのが、当時一番強い素材だったテントや船の帆などに使われるキャンバス地のズボンだった。
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■蛇から身を守る
このズボンは労働者たちからも人気が高かった。しかし、このときは青くなかったという。鉱山でよく出没するガラガラヘビから身を守るため、「インドアイ」という植物が原料でできた染料で染めた天然インディゴ染め(日本で言う藍染め)をすることになった。
ジーンズは毒蛇よけの効果もあると宣伝され、さらに多くの人に履かれるようになったと解説した。ちなみに、現在のジーンズは天然インディゴ染めではなく、合成インディゴ染めである事が多いため、蛇避けの効果は得れないようだ。
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■驚きの声
なんとなくオシャレだから青ということではなく、蛇を避けるためという明確な意味を持っていたという解説に対し「全然知らなかった。理由があるんだなぁ」「蛇避けの効果があったのか…」といった驚きの声が多くみられた。
自分が普段身につけているものや使用している物の色にはもしかすると深い理由があるかもしれない。そんなことを思わせてくれるチコちゃんの解説だった。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)