「志村は死なないの」 ザ・ドリフターズ、生放送での弔辞に視聴者感涙
先月30日に亡くなった志村けんさんの追悼番組で、ザ・ドリフターズのメンバーが弔辞を読んだ。
先月30日に亡くなった志村けん(本名・志村康徳)さんの追悼特別番組『46年間笑いをありがとう』(フジテレビ系)が、1日夜に放送された。所縁のあるタレントからの弔辞に、視聴者からは感動の声が相次いでいる。
■蘇る名物キャラクター
親友の研ナオコ、『志村けんのだいじょうぶだぁ』で長年共演したいしのようこ、ザ・ドリフターズのメンバーである加藤茶、仲本工事、高木ブーを迎え、一挙に振り返った志村さんの過去の名場面。
「変なおじさん」「ひとみ婆さん」「いいよなおじさん」…と、各番組の名物キャラクターがVTR上で蘇り、笑いあり涙ありの放送となった。
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■「大好きな志村よ」
VTRが流れ終えると、涙ぐむスタジオのメンバーたち。番組終盤には、ザ・ドリフターズのメンバーから志村さんにメッセージが送られた。
トップバッターとなった加藤はおもむろに立ち上がり、「弔辞」と宣言すると、「志村へ。ひどすぎるぞ、お前。一番若いお前が俺たち差し置いて、天国行っちゃうなんてなあ」と、寂しげに語り出した。
「まだ俺たちと一緒にやらなきゃならないことがたくさんあっただろうに。お前はバカだよ」と話し、16年前に亡くなった同メンバー・いかりや長介さんの名を出すと、「久しぶりに二人っきりで色んな話ができるから、喜ぶんじゃないかな」と続ける。
最後に「いずれそう遠くないうちに、俺たちもそっちへ行くから。それまで長さんと酒でも酌み交わしながら、ドリフの新しいネタでも考えておいてくれよ」「ゆっくりと休んでくれ。大好きな志村よ」と結んだ。