ビートたけし、56年前の東京のゴミマナーを語る ひどすぎる当時に視聴者衝撃
『たけしのその時カメラは回っていた』(NHK)で、1964年の東京のゴミマナーを特集。
4日放送の『たけしのその時カメラは回っていた』(NHK)では、1964年の東京を特集。そんな中で、56年前、初めて五輪を迎えた東京のゴミマナーに衝撃を受ける視聴者が続出している。
■街は不衛生そのものだった
五輪前の日本人は、ごく当たり前に公共の場にゴミを捨てており、ゴミだらけとなった街に立て札を用意しても効き目はなかった。街には悪臭が漂う上に害虫やねずみが繁殖し、街は不衛生そのものだったという。
ビートたけしは、当時の状況について「当たり前だからね、タバコは吸ってぽんぽん投げて…それが時々火を噴いてる時があるし」と語り、「平気だったんだ、あれ何だろ?」と、疑問を抱いた。
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■ビートたけしが語る思い出
当時、街角に溢れていたゴミの多くは家庭ゴミで、この事態を引き起こしていたのは非常に効率の悪いゴミ収集。それも不定期で、通りに備え付けられていたゴミ箱はすぐに満杯になり、出し損ねたゴミは街の中に捨てられていたとのこと。
たけしは当時のゴミ箱について「変な木でできてて、ちっちゃな小屋みたいだった」と振り返り、「よくかくれんぼで中入って、上からゴミ捨てられてぐちょぐちょになって出てきた」と、苦い思い出を語った。