カズレーザー、新型コロナめぐり「若者が悪い」という報道に疑問噴出
『とくダネ』新型コロナウイルスをめぐる調査で、カズレーザーが疑問を口に。視聴者からは反響の声が相次いでいる。
日に日に感染者数が増加を辿っている、新型コロナウイルス。お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、感染拡大について持論を展開し、多くの視聴者から共感の声が相次いでいる。
■若者世代に焦点が…
7日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、新型コロナウイルスに対する若者世代の意見に注目。これまでにも外出を多く続けたり、いわゆる「3密」を満たしているライブハウスなどに訪れるのは若年層がメインとされ、指摘の声は決して少なくはない。
同日の番組でも街ゆく若者を対象としたインタビューの様子が映され、若者たちは新型コロナに対して「かかったら、かかった時かな」「気にしてないです」といったコメントを発していた。
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■カズレーザーの疑問
番組ではその後、10代から70代を対象とした「陽性と診断された場合、聞き取りで過去2週間の行動を全て話せるか?」というアンケートの結果を発表。90%が「はい」と答え、残りの1割が「いいえ」という回答であった。
続けて「話せない」と答えた人物に聞いたその理由を公開。20代女性の「説明が面倒くさいから」や、10代女性の「プライバシーがあるから」といった答えがピックアップされた。
するとカズレーザーは、広い年代を対象としたアンケート結果の後に「若者を中心とした回答」を取り上げることに疑問を提唱。「どの世代でも人混みに集まっちゃうような人はいる」「若者だけ指摘してもあんまり意味はないと思う」と、番組のミスリードに苦言を呈している。
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■「ナイス指摘!」と称賛相次ぐ
「年齢は関係ない」というカズレーザーの主張に対し、視聴者からは「本当によく言ってくれた」「若者だけを悪とする流れはおかしい」「途中まで完全に印象操作でしたよね」といった称賛の声が相次いでいる。
「今時の若者は…」というフレーズがいつの世になっても呟かれるように、軽率さの象徴として取り上げられることが多い若者世代。しかし若者世代だけを悪者としてしまうのは、それこそ軽率というものだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)