ドラッグストアの「開店時マスク販売中止」に称賛の嵐 理由と現状を取材した
ドラッグストアでの開店時のマスク販売中止を決断した理由とは…
全国的なマスク不足が一向に解消しないため、連日ドラッグストアの前には、開店前から大行列が出来ている。最前列では、椅子を持ち込んで待っている人の姿が、SNS上に投稿されている。
そんな中、あるドラッグストアの決断が話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、広報担当から詳しく話を聞いた。
■サツドラの決定に称賛の声あがる
北海道を中心に、全国に200店舗を構える、サッポロドラッグストア(サツドラ)の商品供給についての投稿が、またたく間に拡散している。
マスクなどの商品供給が追いついていなく、お客さまには大変ご迷惑をおかけしております。
少しでも多くのお客さまに購入の機会を設けることを目的に、サツドラでは明日8日より原則全店でマスク・消毒液などの「開店時」の販売を中止させていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。— サツドラ(公式) (@satsu_dora) April 7, 2020
返信欄には、「その方法がいいと思います」や「全国のドラッグストアでやってほしい」、「公式アカウントで発表するのが素晴らしいと思います」といった好意的な意見が多数あがっているのだ。
関連記事:マツキヨのマスク求める列で乱闘か 「中国人が毎日30人くらい並ぶ」
■販売方法の試行錯誤の末に
広報担当によると、毎日開店2~3時間前から、各店舗でマスクを求める客の列が出来ていたという。このため、販売方法について、試行錯誤を重ね、先週実験的に開店時の販売を止めた。
すると、SNS上でお客さんから、この方法について称賛の声があがったという。これが、今回の決断の大きな要因にもなっていると話す。