宮崎シーガイア・リゾートのスマイルマークが話題に　「皆さんをほっこりさせたい」

新型コロナの緊急事態宣言を受けて、10日夜に新宿歌舞伎町では警視庁の警察官が街をパトロールするなど、緊張感が高まっている。そんな中、宮崎シーガイア・リゾートの「スマイル」が話題を呼んでいる。

しらべぇ取材班は、そのホテルから詳しく話を聞いた。

■明るい未来を信じて

フェニックス・シーガイア・リゾート経営戦略本部神林氏によると、マリオットホテルグループが全世界で実施しているキャンペーンに、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートが賛同し実施しているという。

「明るい未来、希望を持ち続けられる何かを発信したいという思いから、この時期だからできる“希望の光キャンペーン”を実施することになった。ホテルの明りで世の中の人々の心をほっこりさせることができれば」と神林氏は語る。

このホテルは、宮崎市内を一望できる地上154メートル43階建てで、客室数が736あるが、このスマイルマークのために、150～170室を使用している。

実施時期は、4月9日から16日の日没から朝までを予定しており、17日以降は調整中で、最大4月30日までを検討中とのこと。

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■「テレワークプラン」には慎重

宮崎市は、元々中国からのゲストが少ないため、当初は新型コロナによる影響は少なかった。しかし、感染拡大に伴いキャンセルが増え、新規の予約も減少するなど、かなりの打撃を受けているが、現在もホテルは営業中。

そんな中で、何とか売り上げを確保しようと、全国各地のホテルでは「テレワークプラン」が流行っている。

この点について、神林氏は、「当ホテルは、客室やラウンジ、ガーデンエリアなどゆったりとした空間が充実しているので『ワーケーション』に最適な環境ではある」とした上で、「テレワークに関しては、コロナ疎開を誘発することになりかねないので、慎重に考える必要がある」と述べた。

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■シーガイアの新たな取り組みとは…

最後に神林氏は、「フェニックス・シーガイア・リゾートは、2017年10月に開業以来最大規模のリニューアルが完了し、より宮崎でのご滞在をお楽しみいただけるリゾートへと進化しました」。

「現在、新ブランドスローガン『日本でいちばん“美味しい”リゾートへ』のもと、宮崎の恵まれた食をリゾートの様々な体験とともにお楽しみいただく、オンリーワンの『食×体験』の取り組みを推進しています」と述べた。

なお、「スマイルマークを見るために、どこか一ヶ所に集まるということは、避けていただきたい」とのことだ。

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）