保育園受け入れ拒否で悲鳴も ベアーズが医療従事者の託児を半額で提供
家事代行サービス企業・株式会社ベアーズが医師や看護師等、医療従事者の緊急支援として半額でサービスを提供することを発表
新型コロナウイルスの影響で保育園の休園や登園自粛要請が広がり、医療従事者の子供の登園拒否問題も話題の昨今。
家事代行サービス企業・株式会社ベアーズが医療従事者の緊急支援として、家事代行ならびにキッズ&ベビーシッターサービスを半額で提供することを発表し、注目を集めている。
■緊急事態宣言期間中は何度でも
ベアーズが医療従事者への特別支援サービスについて公表したのは、21日。同社は、第一線で闘う医師や看護師等の医療従事者に対し、緊急事態宣言期間中は何度でも「家事代行、キッズ&ベビーシッターサービス」を半額で提供することを明かしている。
プレスリリースによると、同社には医師や看護師、保健所職員などから「自宅に帰って家事をすることも難しい」「片親のみが医療従事者の場合、保育園の預け入れができず、保育に支障をきたしている」という声も寄せられているとのことだ。
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■医療従事者の子供の登園拒否問題も
緊急事態宣言を受けての保育園の休園や登園自粛要請が出される中で、一部の保育園での「医療従事者の子供の保育園受け入れ拒否」という問題も報じられている。
18日には、医療従事者の新型コロナウイルスへの感染が発表された後、認可保育園で看護師や医師の子供が受け入れを拒否されたケースが話題に。
差別や偏見につながる対応に対しネット上でも「哀しい」「不適切」という書き込みが集まっているが、同時に「3密」が重なる保育の現場で働く保育士を心配する声も上がっている。