在宅勤務増加でビジネス街から移動? キッチンカーがタワマンで食事販売
リモートワークに踏み切る企業の増加でオフィス街のキッチンカーがタワーマンションに移動? ワーキングマザーに需要も
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためリモートワークに踏み切る企業が増える中、オフィス街でランチを販売していたキッチンカーがタワーマンションに出店し、在宅ワーカーらに食事を提供する取り組みが話題になっている。
■オフィス街からタワマンに移動?
新型コロナウイルスの影響で、様々な企業が在宅勤務や休業に踏み切っている昨今。大手企業の本社がある都内某所ではランチタイムも閑散としており、キッチンカーや弁当販売の自転車も激減している。
そんな中、都内の大型マンションやタワーマンションにキッチンカーが集まっている現象が話題になっており、しらべぇ記者が在住する都内某所のタワーマンションの敷地内にも、2台のキッチンカーが登場。
前日に電話予約すれば部屋までの宅配も可能とのことで、ランチタイムには、マスク姿の居住者が間隔を明けて並ぶ姿が見受けられた。
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■子供用のアレンジも応相談
マンションのエレベーターホールには、「おうちでごはん マンション宅配キッチンカー」というポスターが貼られている。
日替わりで複数のキッチンカーが出入りしているとのことで、その日のメニューは、鉄板鶏飯サラダなし600円、サラダ付き650円、ローストビーフライス800円、トンテキ丼600円。牛スジカレー600円、日替わりスープ100円といったところ。
在宅ワーカー世代のみならず小学生や年配の男女も並んでおり、「子供用に辛くないソースを」という要望にも対応可能。記者が注文したのは、鉄板鶏飯サラダつき。野菜がたっぷり乗っており見るからにヘルシーで、柔らかい鶏の味付けはまろやかで老若男女に受けが良さそうだ。