堀江貴文氏、緊急事態宣言に「不要」「解除基準がない」 必要派と激論に
緊急事態宣言に堀江貴文氏が持論
10日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、堀江貴文氏が政府の緊急事態宣言を「不要」と苦言を呈し、出演者と激論を繰り広げた。
■「宣言自体が必要ない」と持論
堀江貴文氏は政府が発令した緊急事態宣言について、「宣言自体が必要なかったんじゃないかと思っています」と持論を展開。
続けて「欧米の事例を見て、2週間このままにしてたら、『死者が1万人超えるよ』、と脅された。でも実際そうなったかといえば、なってない」「アジアは死者数が少ない」と話し、「こういう状況で緊急事態宣言をやってしまうと、なんで宣言したのか、どういう状況で解除されるのかわからない」と指摘する。
そして「解除基準がないから、延々に解除できないっていう状況になってるっていうのが今の政治の状況だと思う」と現状を分析した。
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■「関係ないことを強制する社会」と警鐘
さらに堀江氏は「コロナウイルスは研究者が少なく、わからないことが多い」と指摘したうえで、「わかってないことを安全側に振ると、いつまでたっても緊急事態宣言を解除できないって話になる。だから僕は緊急事態宣言をやらなければ、ここまできつい自粛が続くみたいな状況にはならなかったと思う」と話す。
そのうえで、「政府が緊急事態宣言を宣言しているので、自粛派の人たちはそれが錦の御旗になっちゃって、過剰に家を一歩も出るなみたいな、本来関係ないことを強制するような社会になっちゃっているのは問題」と警鐘を鳴らした。
不満そうに聞いていた田中みな実は、「堀江さんは政府はどういう策を講じればいいと思うんですか?」と質問。堀江氏は「緊急事態宣言をしなければ、みんな適度に自粛していた。みんなマスクもしてるし、3蜜を避けていた。してない人もいるけど、してる人たちのほうが多数派なので、そのままやってれば、そこまで酷いことにはならなかった。特に強制的な意味で」と持論を展開する。