無印良品、コオロギせんべい販売へ 「エビに近い香ばしさ」に興味津々の人も

無印良品から、昆虫食・コオロギせんべいが発売されることが発表された。コオロギの味はどんな味…?

2020/05/13 19:00


無印良品』を展開する株式会社良品計画は、5月20日より「コオロギせんべい」を発売することを発表。昆虫食の販売に、インターネット上では驚きの声があがっている。



■食糧や環境問題を考えるきっかけに

世界の人口増加による今後の食糧確保や環境問題について考えるきっかけになってほしい……という思いから、昆虫食研究の最先端を走る徳島大学と協業し、コオロギを食材とする取り組みを始めたという同社。

昆虫は、豚や牛などの家畜に比べて栄養素を効率よく摂取することができる他、飼育する際の温室効果ガスの排出量や、必要となる水やエサの量も圧倒的に少ない。

栄養価が高く環境への負担も少ないという利点から、国連食糧農業機構(FAO)も、家畜の代替として昆虫を推奨している。


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■味は「エビに近い香ばしさ」

とはいえ、いくら栄養価が高く環境に優しいと言われても、「昆虫」となると抵抗感を抱いてしまう人は少なくないはず。

同社によると、販売される「コオロギせんべい」に使用されているコオロギは、「フタホシコオロギ」という熱帯性のコオロギで、パウダー状にしてせんべいに練り込まれており、素材の味を活かすため余計な原料は使われていないという。

味の特徴については「エビに近い香ばしい風味」と説明されており、何となくだが味のイメージは「えびせん」に近いのかもしれない。

https://www.instagram.com/p/CAHLh17hK8J/

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■「おいしそう」の声も
昆虫食環境問題エビ無印良品
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