『テラスハウス』が制作中止を発表 「当たり前」と厳しい声止まず
『テラスハウス』が公式ツイッターで制作中止を発表。「当たり前だ」との厳しい声が相次いでいる。
恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系列)は27日、公式ツイッターより制作中止を発表。ネット上で話題になっている。
■番組の責任を追求する声
23日、同番組の出演者であった女子プロレスラーの木村花さんが逝去。一部の視聴者から誹謗中傷を受けたことが大きな理由とされているが、その原因を作るきっかけとなったのが、同番組だった。
それゆえに、木村さんのSNSに誹謗中傷コメントを書き込んだアカウントが世論の怒りを買ったことはもちろん、そうした環境を作り出した番組制作サイドへの責任を追求する声もあがっていた。
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■「このことを重く受け止め…」
こうした流れを受け、同番組はその存続について「検討中」としていたが、27日になり中止を発表した。
公式ツイッターにて、「この度、番組に出演されていた、 木村花さんがご逝去された事について、 改めてお悔やみ申し上げます。 またご遺族の方々にも深く哀悼の意を表します」と追悼。
続けて「尚『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に関しましては、制作を中止する事を決定致しました」とし、「この度のことを重く受け止め、今後も真摯に対応して参りたいと考えております」との一文を掲載した。
尚「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に関しましては、制作を中止する事を決定致しました。
この度のことを重く受け止め、今後も真摯に対応して参りたいと考えております。— TERRACE HOUSE (@TH6TV) May 27, 2020
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■「やむを得ない」
当該発表を受け、コメント欄には「その判断でいいと思います」「当たり前です」との声が。また中には「中止? 再開の可能性があるということですか?」「これから謝罪があるんですよね?」といった厳しい声も。
その一方で、とくに若者世代から絶大な人気を誇っていた番組だけあり、ファンからは「起きたことは、本当に痛ましい。でも、これまでありがとう」と、悲痛のコメントも寄せられていた。
「リアリティ番組における危険性」が浮き彫りになった、一人の出演者の死。再開するにしても、抜本的なコンセプトの変更が求められるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)