文豪の記念館にタコさんウインナー出現と話題 「ちょうど今の時期限定」

武者小路実篤記念館に突如現れた「タコさんウインナー」が話題に。文豪の生涯に迫った。

2020/06/05 11:00


ざくろの実
(写真提供:調布市武者小路実篤記念館)

東京・調布市武者小路実篤記念館に、突如として「タコさんウインナーが出現」と話題になっている。SNS上では、「ちゃんと顔もついている」と大反響。しらべぇ取材班は、その記念館から色々と話を聞いた。


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■語り尽くせぬ実績の数々

武者小路実篤は、1910年に友人である志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊し、以後60年あまりにわたって文学活動を続けてきた。

邸宅内
(写真提供:調布市武者小路実篤記念館)

1918年には「新しき村」を創設し、理想社会の実現に向けて実践活動にも取り組んだ。また美術にも関心が深く、40歳ごろから絵筆をとり、人々に親しまれている独特の画風で多くの作品を描いた。

実篤は、その生涯を通じて文学はもとより、美術、演劇、思想と幅広い分野で活動し、語り尽くせぬ実績を残した。


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■貴重な作品を展示中

武者小路実篤記念館は、実篤が1955年から1976年まで晩年の20年間を過ごした邸宅(現:実篤公園)の隣接地に、1985年10月に開館。

記念館内
(写真提供:調布市武者小路実篤記念館)

記念館内には、実篤の本、絵や書、原稿や手紙、実篤が集めていた美術品などを所蔵。文学や美術などいろいろなテーマによって、展示会をほぼ5週間ごとに開催して、いつでも新しい発見がある展示づくりを目指しているという。

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■ざくろの子房がタコさんウインナーに見える
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