「ソーシャルディスタンス」が通じるのは日本人だけ? 外国人には違和感ある言葉
ソーシャルディスタンスという言葉、英語圏では通じづらい?
緊急事態宣言や東京アラートも解除され、少しずつだがコロナ禍前の賑わいを取り戻しつつある日本。しかし、まだ完全にその脅威が消えたワケではないので、よく「ソーシャルディスタンスを取りましょう」という言葉をよく聞いたり見たりもする。
■ソーシャルディスタンスに違和感?
ソーシャルディスタンスとは接触や飛沫感染を防ぐために人との距離をあけるときに使われる言葉だが、じつはこの言葉、英語圏に住む外国人にはかなり違和感がある言葉らしい。
なぜ違和感があるのかというと、英語圏で人との物理的な距離をあけるときは「ソーシャルディスタンシング」という言葉を基本的には使うため。
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■外国人にわかりやすいのは…
では、ソーシャルディスタンスという言葉がどういう状況のときに使うのかというと、人との連絡を絶ったりするなど、物理的な距離でなく社会的な距離を取るときに使うそうだ。
そのため、日本人ならソーシャルディスタンスという言葉は密を避けるための言葉と理解してもらえるが、逆に外国人も含めて理解してもらうには「ソーシャルディスタンシング」としたほうがわかりやすいと言えるだろう。