テレワーク明けに改めて考えたい 「定時退社」はアリかナシか
テレワーク明けで勤務時間や残業がコロナ前に戻った人も少なくないだろう。「仕事が終わっていても定時で帰るのは問題ない」と思うか調査を実施した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、導入する企業が増えたテレワーク。通勤がなく打ち合わせなどもリモートになる在宅勤務は、快適だと考える人も多いだろう。
しかし、緊急事態宣言が解除され、通常勤務に戻った人たちからは、様々な職場の「悪しき慣習」や、職場での人間関係に「ストレスの溜まる日々が帰ってきた」と嘆きの声が聞こえてくる状況だ。
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■仕事が終わっても定時退社はNG?
日本を象徴するような職場の慣習が、帰宅のルール。自分の仕事が終われば定時退社をするのは自由なはずだが、なんとなく帰りづらい雰囲気があったり、中には、「定時に帰るのは配慮してほしい」とそれとなく伝えられたりする会社もあるようだ。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の有識者827名に聞いた調査で「仕事が終わっていても定時で帰るのは問題ない」と答えた人は僅か11.5%。
働き方改革が叫ばれ、残業承認制の導入など不必要な残業を避ける風潮となっている現代だが、それでも「仕事が終わっていれば定時退社してOK」と感じている人はかなり少ない。
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■定時退社は容認派は若者に多い
「仕事が終わっていても定時退社は」と考える人を世代別に見たデータがこちら。最も「NO」と答えた人が多かったのは20代で20.2%。やはり、若者ほど「仕事が終わっているんだから、定時退社しても問題ない」と感じ、中高年世代は「NG」と考える人が多くなっている。ただし全体的に見ると、「定時退社NG派」が圧倒的だ。