教師が勤務校の児童と車で衝突 校長・教頭も事実を知りながら警察通報せず
長崎県で信じられない児童を巻き込む事件が発生。ずさん過ぎる管理職の対応も発覚。
教諭の不祥事が相次ぐ中、長崎県の小学校で児童が巻き込まれた驚くべき事件が発覚した。しらべぇ取材班は、県教委と市教委から詳しく話を聞いた。
■警察への通報を怠った教諭たち
長崎県教委によると、2019年10月11日午前7時25分頃、自家用車で通勤中の小学校男性教諭(35)が、勤務する小学校近くの交差点で当時小学校1年生の男児と衝突した。
その際に、教諭は車を降りて被害児童の怪我の状況を確認。すると、児童が「大丈夫」と答えたため、被害児童を病院へ連れていくこともなく、そのまま学校に行くように指示した。
教諭は駐車場に車を停めて学校に向かい、この件を校長・教頭に報告。しかし、教諭も管理職も警察への通報を怠った。
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■児童に授業を受けさせていた
保護者には連絡したが、両親ともに仕事をしていたため、迎えに来るのが午後になってしまったとのこと。その間、この児童には普通に授業を受けさせていた。
迎えに来た母親が児童を病院に連れていったところ、加療1週間を要する左脇腹及び下腿部打撲の怪我を追っていた。その後、保護者が警察に相談。警察から学校側に連絡が入り、校長は慌てて教委に今回の件を報告した。