梅雨が「梅」なのはカビが関係? チコちゃんの解説に視聴者納得
『チコちゃんに叱られる』で梅雨が「梅の雨」と書かれる理由を解説。視聴者からは納得の声続出。
26日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なんで梅雨は梅の雨って書くの?」が話題となっている。
■「カビがイヤだから~」
チコちゃんの回答は、「カビがイヤだから」という。湿度が高いとカビが生えるのは周知の事実だが、梅とカビにどのような関係があるのだろうか。
そもそも梅雨は6月から7月にかけて雨が多い時期を指す。天気予報でもよく目にする梅雨前線は、この時期の日本に雨をもたらす雨雲の一帯のことだが、これは日本特有のものでなく、アジアの一部でもおなじみのものである。
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■元々は中国から
中国ではこの時期に降る雨を「カビをもたらす雨」ということで、「黴雨(ばいう)」と呼ばれていた。しかし、黴(カビ)は語感が悪いということで、同じく「ばい」と読む「梅」が使われるように。
中国でも日本でも梅という言葉には良いイメージがついており、そのまま定着してしたのではないかと考えられているようだ。