熊本豪雨で18人心肺停止・24人行方不明 被災者は「明日は我が身だと思って気をつけて」

熊本豪雨最新の被害状況が判明。土砂崩れの被害者が語ったこととは…

2020/07/05 14:00


熊本大雨
(画像提供:キョンさん)

熊本県は、5日午前10時に豪雨の被害状況を発表した。しらべぇ取材班は、災害対策本部と被災者から、話を聞いた。



■30地区で今なお孤立中

熊本県災害対策本部によると、18人が心肺停止、24人が行方不明になっており、30地区で住民が孤立。「死者は確認できていない」としている。なお、同県芦北町は6人、津奈木町は1人の死亡を確認したと明らかにしている。

心肺停止が確認されたのは、球磨村15人、芦北町2人、津奈木町1人の計18人。行方不明は球磨村12人、芦北町7人、人吉市3人、津奈木町2人の計24人。


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■129世帯1,615人が避難

14人の心肺停止が確認された球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」では、入所者ら約50人を救助し、5日までに医療機関に搬送した。容体は分かっていない。なお、4日午後10時現在で14市町村118カ所に、129世帯1,615人が避難している。

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■道は泥まみれで山からすごい水が
くまモン熊本県心肺停止豪雨
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