GoToトラベルの東京除外で… 新横浜を心配する声が続出
GoToトラベルキャンペーンの東京除外の意向を受けて、近郊のターミナル駅に混雑が集中してしまう懸念の声が高まっている
16日、政府は「GoToキャンペーン」のうち、今月22日から始まる「GoToトラベルキャンペーン」について、新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあることなどから、東京発着の旅行は対象外とする方針を固めた。
■地方の声に配慮
当初は、全国一律で実施される予定であった「GoToキャンペーン」。補正予算額は1兆6,794億円にのぼり、多額の予算が投じられる。
しかし、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は、16日には1日あたりで過去最多となる286人に。かねてから感染流入を懸念していた地方の声に配慮し、安倍晋三首相は「現下の感染状況を踏まえ、こういう判断になった」と説明している。
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■新横浜や大宮を心配する声
「東京発着の旅行は対象外」となることを受けて、インターネット上では「羽田は成田を、新幹線はJR東海は新横浜、JR東は大宮発着のプランにすれば良いだけ」と、抜け穴が多いことを指摘する声が続出。
中でも、新幹線が通っている「新横浜」や「大宮」、所在地が千葉県である「成田空港」などに混雑が集中することが懸念され、「大宮、新横浜、成田に殺到の予感」「東京除外しても大宮とか新横浜が混雑するだけじゃないか?」といった声が相次いでいる。
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■地元民からは「大迷惑」の声も
また、通勤や通学などで新横浜駅や大宮駅、乗り入れる路線を利用していると思しきユーザーからは、「新横浜が地獄と化すのか…やめて」「マジで最悪だからやめてほしい」など、切実な訴えも多数。
なお、混雑が懸念されている神奈川県の16日の新規感染者数は47人、埼玉県も49人と、両県とも緊急事態宣言解除以降最多となっている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)