ハンバーグとご飯の最高の瞬間を コロナ下で開店した『挽肉と米』、人気の秘密に迫る
恵比寿などにある人気店『山本のハンバーグ』の新しい挑戦。外食不況でも大人気の理由を社長に直撃した。
「名は体を表す」というのは、まさにこの店のことだろう。店名は『挽肉と米』。炭火焼ハンバーグを羽釜で炊きたてのご飯で味わう、ただそれだけの店である。
煮込みハンバーグでも、手の込んだソースがかかっているわけでもない。しかし、シンプルを突き詰めた抜群の美味さが、開店早々絶大な人気を集めている。
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■「山本のハンバーグ」から生まれた新店
ファウンダーの山本昇平氏は、恵比寿の人気店『山本のハンバーグ(旧・俺のハンバーグ山本)』を立ち上げた、知る人ぞ知るグルメ界の仕掛け人。同店は、今や都内を中心に千葉・福岡など全国に14店舗を数える。
当初4月のオープン予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言を受けて、オープンを6月1日に延期。しかし、コロナ禍で多くの飲食店が苦境にあえぐ中での開店にもかかわらず、連日多くの客で賑わっている。
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■羽釜の炊きたてご飯
「一番美味しい出来たての瞬間だけを届けられるお店づくりを突き詰めて考えた」と話す山本氏。食材へのこだわりについては、山本のハンバーグとベースは同じだが、この店ならではのこだわりは「ご飯は炊きたてしか、お肉は焼きたてしか提供しない」ことだ。
店内には4つの羽釜があり、営業時間中は常にご飯が炊き続けられている。保温ジャーは置かれていない。