茂木健一郎、合コン報道の石田純一を叩いて正義説くマスコミに「気持ち悪い」
脳科学者の茂木健一郎が、週刊誌で報じられたタレントの石田純一についてコメントした。
脳科学者の茂木健一郎が、4日にツイッターを更新。
タレント・石田純一がゴルフや合コンを楽しんでいたとバッシングする記事を掲載した『週刊女性』(主婦と生活社)に対し、「気持ちが悪いのは、『世間』はこう思うということを勝手に措定してバッシングすること」と疑問の声をつづった。
この投稿にネットでは「同じ事考えてる人いると思ったら茂木さんだった」と、共感の声が殺到している。
■何かと取りざたされる石田
緊急事態宣言が発令されていた4月、石田は沖縄県でゴルフに興じ、のちにコロナに感染していたと発覚。当時世間に流れていた外出自粛の動きに逆行するとして、世間から批判を浴びた。
感染拡大が再び加速した7月中旬、またしても石田がゴルフや合コンに行っていたと『週刊女性』は報道。感染後も行動を変えない理由を記者が詰問するなど、石田のプライベートを追求する内容だった。
この記事がネットで広まると、ネットユーザーからは「周りに迷惑かけ過ぎ」「もうテレビで見たくない」などの声が殺到し、再び石田が槍玉に上がる事態になっている。
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■「勝手の措定してバッシング」
石田純一さんの行動が実際にどのようなものなのか、書かれている記事を見ても全体はわからないし、売るための印象操作の部分はあると思う。そして何よりも気持ちが悪いのは、「世間」はこう思うということを勝手に措定してバッシングすること。日本にも、いろいろな考え方、感じ方の人がいます。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 4, 2020
一方、この報道の仕方に茂木は「実際にどのようなものなのか、書かれている記事を見ても全体はわからないし、売るための印象操作の部分はあると思う」と、異論を唱えた。
まるで“自粛警察”のように石田を追及し、さらに読者を焚きつけるような記事構成に、「何より気持ち悪いのは、『世間』はこう思うということを勝手に措定してバッシングすること。日本にも、いろいろな考え方、感じ方の人がいます」と指摘。不快感を示した。
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■ネット上では…
茂木のツイートに対し、「世間はこう思うって、嫌ですよねぇ…」「石田純一だけではないのでは?」と、今回の報道に疑問を覚えたユーザーから声が寄せられている。
また、「社会全体が見据える目標から一個人が外れたら批判を受けるのも当然」「感染の拡散の実害の可能性があるからこその批判では」と、『週刊女性』の報道姿勢に間違いがないのではと主張する声も散見されている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)